YUJI HIKINO ILLUSTRATION

オチで驚かすためのキャッチコピー。「シャッター アイランド」

Posted on | 2月 12, 2011 | No Comments

shutter island - シャッターアイランド

嫁は早々にオチを見破っていたのでイマイチだったらしいですが、
個人的には結構面白かったです映画「シャッター アイランド」。

内容的には、
シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。
ここで1人の女性が、謎のメッセージを残して跡形もなく消えた。
連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は
事件を捜査するために新しい相棒チャック(マーク・ラファロ)とともに
島にやってくるが、テディがこの島に来たのには他にも理由があった…。

結局の所、謎解きミステリーなわけですが、
今回使用されていたキャッチコピーは下記のようなもの。
—-
1.精神を病んだ犯罪者だけを収容する島から、一人の女性が消えた—
2.この島は、何かがおかしい
3.全ての謎が解けるまで、この島を出ることはできない
—-

見る前にすべてのお客をキャッチコピーで騙してるんです。

「キャッチコピーで自然と視点をすり替え、オチで驚くような仕組み」

それがバッチリ決まっているのがこの映画のいいところ。
オチが言えないので伝わりづらいですが…

キャッチコピー次第で、映画の見方は180度変わるものです。
改めてキャッチコピーの偉大さに気づかされました。