島根の教育は日本の最先端
Posted on | 10月 19, 2013 | No Comments
10年間いろんなデザイン会社に勤め、フリーランスになり、
このノウハウを地元島根に何かお返しできないかなと〜考えるようになりました。
そんな中、大阪で「島根UIターンフェア」が開催され各市町村の方々がやってきて
地域の魅力をプレゼンされるということで行ってきました。
各地域の魅力や逆に地域が抱える課題などいろいろな話が聞け「島根の今」を垣間見ることが出来ました。
その中でも、
“島根の教育”
に一番興味を惹かれました。
というのもこのフェアで島根の魅力を話し合うトークセッションがあり、
その冒頭で月刊ソトコト編集長の指出一正さんが
“島根の教育は日本の最先端だと思っています。”
とおっしゃっていた言葉がとても印象的だったからです。
(厳密な言葉はメモしてないので違うかもしれませんが、、このようなニュアンスのことをおっしゃられました。)
全国を取材され、さまざまな学びの形を見ているソトコト編集長が
そこまでハッキリ言われるくらい島根の教育は今盛り上がりつつあるんだなと感じました。
その中でも隠岐郡海士町にあるこの教育施設にとても興味が湧きました。
“隠岐國学習センター”
今回のトークセッションゲストの豊田庄吾さんがセンター長をされており、
総合情報メディア企業にて人事、人材育成会社にて大手企業や省庁・行政職員向けの
研修講師や、企業の教育CSRプログラム作成を務められ、
その経験を買われてここのセンターを任されたそうです。
このセンターの役割としては、地域唯一の高校である隠岐島前高校との
連携・サポートを重視した運営されているそうです。
この学習センターの詳細は下記公式ページをご覧くださいませ。
http://miryokuka.dozen.ed.jp/
その取り組みの中で特に興味深かったのは生徒達が企画した観光ツアーが、
全国観光プランコンテスト「観光甲子園」で日本一(文部科学大臣賞)を受賞し、
生徒達がそのツアーを実現化している点です。
高校の時点で、地域活性のビジネスモデルを生徒達に考えさせ、実現化し、
きちんと評価されるレベルのものを高校生たちが作り上げる力をつけさせれるのは
やはり社会人経験豊富な豊田さんだからこそ出来ることだよな〜と思いました。
その豊田さんと少しお話をしたときに、
「そんじゃそこらの大学生には絶対負けませんよ、彼らは」
と力強く自信を持っておっしゃっていたのが印象に残りました。
高校生の時点で社会に通じる地頭力をつけてもらえる場所は
そうそうないんじゃないかなと思います。
いわゆる基礎教科(国語、数学、理科…etc)を出来る子ではなく、
“社会に役立つビジネスモデルを考えぬける子たちを育てること”
が地域の未来を大きく変えることに繋がるんだろうなと強く感じました。
ここ以外にも学びに関する取り組みはもいろいろ出てきているようです。
そんな変化の起こりつつある島根で自分も何かお手伝いできないかなとボンヤリ考える今日この頃です。
あと、10/27(日)に東京でもしまねUIターンフェアが開催されるそうなので
島根や地域活性に興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。